2008年 11月 07日
五日の朝から息子の様子が普段と違った。 いつもよりぐずぐずいうし、抱っこをせがむ。 何をしてもいまいち機嫌が上がらない息子は、その日の晩に初めて高熱を出した。 熱を出す前兆というのがあったのに、気づかずに散歩なんて行っていた。 みるみるうちに40度。 こんな時に限って夕飯の何でも鍋に青菜を使い切ってしまい、ちょろっと残ってるのは菊菜だけ。キャベツがあったのに、食べてしまった・・・ とりあえずその場しのぎに菊菜を息子のおでこに当て、帽子をかぶせる。 脇や首の下にも菊菜を入れる。 熱があるとき青菜でシップするとひんやりして気持ちがいい。青菜が熱をすってくれる。 普通はキャベツを使う。菊菜を使う人はまずいないけど、キャベツがなくて小松菜とかほうれん草があるなら、キャベツを待ってる間使うといいと思う。 氷枕や冷えピタだと冷えすぎて頭痛がしたり、あの冷たさが苦手って経験はないだろうか? 青菜を使ってやると身体を冷やしすぎずに熱をぐんぐん吸ってくれるのだ。 言わばお手軽冷えピタ。 しかし40度もあると青菜ではすぐにしわしわになってぬるくなって持たない。 うちでは38.5度からは豆腐パスターを使う。 夜中に豆腐を買いに走り、小麦粉をまぜて頭にのせやすくし、ガーゼで包んであてる。帽子をかぶせる。 お下がりのぴったりとした薄い帽子がこんな時に役にたつなんて、ありがたい。 高熱のレメディーも摂らせるが、外へ出ようとする熱はなかなかさがらない。 豆腐も四時間ごとぐらいに変える。 息子の様子はというと、じ~~っとしてとても静か。よく眠る。おっぱいもわりと飲む。 高熱のときじっとして動かないのは、体力を消耗しないようにという動物的な本能らしい。 すっかり夜が明ける頃38度ぐらいにまで下がり、夕方には37度台に。しかしまたすぐ40度以上になり、初日と同じように夜中は40度以上までになっても朝には下がった。 最後に血の混じった鼻水のようなどろっとした便が出たので心配になり病院へ行くと、お腹の免疫が正常に働いている印だとのことだった。 突発性発疹かな?どうかな?という診断。発疹がみあたらないので突発性発疹とは言えないのだそう。このまま夜にまた熱が上がるかも。解熱剤を出せるけど、元気だから飲まなくても大丈夫、どうしますか?というお話に、薬は止めておいて、先生の話を聞いて安心して病院を後にした。 結局高熱は二晩でおさまり、病院へ行った日には体調も落ち着いてきた。 なんだったのかな。何かウィルスに感染して闘ってたのだろう。 いずれにしても熱が出るというのは元気な証拠。こうやって子供は体を強くする。 不安には思わなかったものの、初めての高熱で心配したりこちらも疲れたり。 その間ずっと頼りにさせてもらったのは先輩ママ友と助産婦であり友人のはる子さん。 ほんとにほんとに心強い。ありがたい。 自分は元気だからお腹が空く、でも買い物に行けない、食事を作れない、ということで義母には差し入れをたんまりしてもらった。ありがたき幸せ。 33回目の誕生日、息子が初めて高熱を出し、初めての看病をした。 これはこれで思い出に残る誕生日になったのであります。 先に書いたキャベツシップは、授乳期のおっぱいが腫れて熱を持っているときに冷やすのにもとても役立ちました。
by vegunkitchen
| 2008-11-07 20:50
| 息子
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